こんにちは！
いえとち福井の今村です
 
　寝苦しい暑さが続く今日この頃、皆様は如何お過ごしでしょうか。今回は、金利についてお話ししたいと思います。
　先ず、住宅は衣食住の1つであり、生きていくために必ず必要なものです。金利の上昇の可能性があるからといって「住宅の購入を先延ばし」という選択をしてしまうと、年齢と共にローンが組みにくくなる場合も出てきてしまいます。
　福井県内の金融機関が続々と預金金利を引き上げていますが、日銀の利上げを受けた対応で、普通預金の金利は３月以前に比べ１００倍に上昇しています。一部の富裕層には恩恵が大きいと思われます。
　一方で、事業資金や住宅ローンなどの借り手の負担は増えてしまう場合もありそうです。
いつ住宅ローンの金利を上げるか各金融機関が手薬練引いている状態ではないでしょうか。住宅ローンの借入金利が上昇するパターンとしましては、基準金利の要因と引下げ幅の要因に分けられます。
　しかしながら、住宅ローン金利の上昇は国の経済に悪影響で、金利の支払いで困窮する人が増えれば、消費が減少し、経済が停滞してしまう可能性もあるからです。
　上昇リスクがある中でのローンの組み方として、先ずは借り入れ期間は後から延ばすことはできないため、なるべく長い期間で借り、期間短縮型の繰上返済で返済期間を短くしていく方法があります。
　また、近い将来、金利が上昇すると考えられるため、長期間金利を固定するタイプですと金利の見直しがしばらくないので、家計から出ていく金額の予定が立てやすくなるため、教育費など、ある程度の金額を長期間支払う予定がある方は長期固定金利タイプの選択を選択する場合が多くあります。
　毎月の返済額を一定にし、住宅ローン返済をしながら貯蓄ができるような資金計画づくりを考えていく必要があります。
　参考までに、選択出来る返済方法の金利型は、変動金利型と固定金利型に大別されます。
変動金利型の住宅ローンの基準金利は、一般的に「短期プライムレート」と呼ばれる、銀行が企業に融資をする際に適用される金利（期間1年以内）を参照し決定されるといわれています。短期プライムレートは、日銀の政策金利の影響を受けます。
 
固定金利型の住宅ローンの基準金利は、一般的に「長期プライムレート」と呼ばれる、銀行が企業に融資をする際に適用される金利（期間1年以上）を参照し決定されるといわれています。長期プライムレートは、長期金利といわれる10年もの国債金利の影響を受けます。
 
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