2025.11.28
動線を整えて快適にする家具配置
いえとち本舗福井店 スタッフ
こんにちは、いえとち本舗 福井です。
部屋がなんとなく使いにくい、狭く感じる…
その原因は「家具の配置」にあるかもしれません。
人が歩くスペース＝動線（どうせん） がスムーズに確保されていると、
同じ広さでも快適さが変わります。
1. 家具配置のキホン：動線を最優先にする理由
まず知っておきたいのは、部屋の使いやすさは
家具そのものよりも「動線」が決める ということ。
✔ 動線がスムーズ → 広く見える／片付けやすい
✔ 動線が悪い → 圧迫感・ストレス・散らかりやすい
つまり家具配置は、「歩きやすい通り道を確保すること」が最重要ポイントです。
2. 動線を邪魔しない“黄金比”とは？
�� メイン動線＝70cm以上（理想は80〜90cm）
人がスムーズに歩くために必要な幅です。
● 70cm：横を向かずに歩ける最低ライン
● 80〜90cm：荷物を持っていても動きやすい理想の幅
テーブルとソファの間、入口からリビングの中心へ向かう通り道には
この幅を確保すると、使いやすさが一気に上がります。
�� サブ動線＝45〜60cm
メインほどではないが、通り抜けが必要な部分の幅。
● キッチン横の通路
● ベッド脇
● ソファの後ろ
45cm → ギリギリだが通れる
60cm → 衝突しにくく快適
家具を置く前に、通路幅を自分の足で確かめると失敗しにくいです。
3. 部屋別：黄金比を使ったレイアウト例
■ リビング編
リビングで最も重要なのは
玄関 → リビング → ソファ → テーブル の動線をつなげること
● おすすめ配置
-
ソファ前の通路は 70〜90cm
-
テレビとソファは 180〜220cm（画面の見やすい距離）
-
リビング入口からソファ横に“まっすぐ行ける道”をつくる
ポイントは、家具を左右対称に置かなくてもOKということ。
動線が通りやすければ部屋の広さは最大化できます。
■ ダイニング編
ダイニングは“椅子を引く動作”も考慮します。
● 必要なスペース
-
椅子を引く距離：60cm
-
人が後ろを通る：90cm
＝テーブルの端から壁まで 150cm あると「理想的なダイニング」に。
■ ベッドルーム編
● 最低限必要な動線
-
ベッド横：45〜60cm
-
足元：60cm以上
クローゼット前だけは、
✔ 開け閉め＋着替えるスペースとして 90cm を確保するとストレスが激減します。
4. 動線が良くなる家具選びのコツ
✔ 脚がある家具を選ぶ
床が多く見える → 空間が広く見える
✔ 背の高い家具は「出口から遠い側」に置く
視界が抜ける → 圧迫感がゼロに
✔ 動線上に“突き出した角”がない家具
安全性も上がり、生活動線が途切れない
5. すぐに見直せる「動線改善チェックリスト」
-
入り口から主要家具まで“まっすぐ歩ける”か
-
家具の角にぶつかることが多くないか
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ソファ前は70cm以上あいているか
-
ダイニングチェアの後ろは90cm取れているか
-
家具の高さが揃っていて圧迫感がないか
この5つをクリアするだけで、
“広くて動きやすい部屋”が手に入ります。
今の家具の配置をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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